採用試験で気をつけたいこと。

仕事を変わるときには、新しい就職先を探し、採用試験や面接を受けなければなりません。
その面接で必ず聞かれるのが転職をする理由です。
企業は転職理由を聞くことで、その人の責任感や仕事に対するモチベーションを知り、会社にとって有益な人材かどうかを見極めようとします。
つまり、転職理由が採用に大きく関わるのです。

それでは、どんな転職理由を述べたら良い印象を残せるのでしょうか?
そのポイントは2つあります。
最初のポイントは嘘をつかないことです。
転職理由は、前の仕事を辞めた理由に関係していることが多いため、ネガティブなものになりがちです。
そのため、ネガティブなことを言わないように嘘をついてしまう人がいますが、嘘をつく人の話しは具体性に欠けるためすぐ見抜かれてしまいます。
嘘をつく人を信頼する企業はありませんので、理由を聞かれたら本当のことを答えるようにしましょう。

その際大切なのは、ポジティブな言葉に言い換えて伝えることです。
転職を希望する理由は、人間関係が良くなかった、残業が多い、将来の不安など必ずしも前向きであるとは限りません。
そして、これらの言葉をそのまま伝えてしまうと、「また同じ理由で仕事を辞めてしまうのでは・・・」、と企業に思わせてしまいます。
そうしないためには、転職理由に配慮して、なるべくポジティブな言葉に置き換えるようにしましょう。

そして2つ目のポイントは、転職先で実現したいこともセットで言うことです。
転職した後どのように働きたいかを具体的に伝えることができれば、企業もその人の働き方を想像しやすくなります。
転職理由の伝え方とアピールの仕方次第で、あなたの印象は大きく変わることでしょう。
意欲的に仕事をする姿が想像しにくい人よりも好印象を持つのは当然でしょう。
採用したいと思わせるためには、仕事へのモチベーションをアピールすることが大切です。